一人親方の今後。未来に備えるお手伝いをします。

育成協会です。私たちは、一人親方建設部会という団体を運営しており、一人親方の労災保険特別加入手続きや労災が起きてしまった時の申請のサポートをしています。
今回は、一人親方の今後について考えてみたいと思います。

「一人親方の今後」について考えることは、建設業界の今後を考えることにも大きく関わってきます。

 

ただ、実際に私たちが一人親方のお悩みを聞いていると、建設業全体の今後や東京オリンピックの後のことよりも、自分自身の今後に関するお悩みの方が多いです。

 

 

まず一番多いのは「お金」にまつわる悩みです。

税金のことや保険のことなど、今の収入に関する悩みだけではなく、将来的な不安であったり、蓄えを

どのようにすべきかに関してお悩みの方が多いです。

 

他には「体のこと」についてのお悩みもあります。

建設業は体一つなので、多少の怪我や風邪を引いたくらいでは休めません。

特に一人親方は休んでしまうと家族も養えなくなってしまいます。

 

先日も、骨折してしまい、1ヶ月仕事ができなくなった一人親方の方とお話し、収入的に不安を抱えているということを伺いました。

 

40代になり徐々に体の衰えを感じてくるとその悩みも大きくなってくるようで、一人親方を辞めて会社に勤めるという方もいらっしゃいます。

 

育成協会では、一人親方の方が現場に入るために必要な労災保険特別加入の手続きをお手伝いしています。

 

私たちにとって、このサポートは入り口に過ぎません。

 

例えば、長い間一人親方を続ける中で、もし「会社に勤めて安心して働ける環境に移りたい」と考えるようになった方には、人員を募集している建設会社をご紹介することも可能です。
今建設業界は圧倒的な売り手市場です。どの会社も職人を募集している状況です。
また、どの会社も現場を山のように抱えており、その多くは新人を教育している余裕がありません。そのため、一人親方として経験を積んできた方はすぐにでも来て欲しいという会社が業種問わず沢山あるのです。

私達には、首都圏でも100社を超える優良会社とのネットワークがあり、業種問わずご紹介することができます。

 

ただ会社をご紹介するだけではなく、福利厚生、給与、働き方、現場の内容などしっかり把握した上で、これから働く会社を選択していただきます。

 

これが出口のサポートです。

 

他にも、一人親方から法人化して事業規模を大きくしていきたいという方の法人登記のサポートや社会保険や労務管理面のサポートも行っています。

 

私たちは延べ200名近い一人親方のサポートを行ってきており、その数はどんどん増えています。

 

 

年齢や業種によってそれぞれ違ったお悩みがあると思います。

 

就職する会社の紹介だけではなく、協力業者を探している会社もご案内できますので、一人親方の方々には是非ご連絡いただきたいと思います。

 

体一つで、仕事をしている方にとって大事なことは、自分の身を自分で守ることです。

私たちは、そのために必要な知識をお伝えします。

 

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