育成協会ビル名、「フィオーリ」への想い

フィオーリとは、イタリア語で「花々」です。

この名付けには、いくつかの想いを込めています。

 

一つ目は、育成協会に関わっていただいている全ての皆さまの心に、人生に、花が咲き、その花と花が共に美しさを喜び合える様に、という祈りです。

 

イタリアはわたくしが大好きな国で、80歳くらいになったら南イタリアのどこかで太陽、海、ブーゲンビリアなどのあるがままの姿に触れて、シンプルな生活がしたい、という夢を織り込ませていただきました。

 

二つ目は、私の大好きな作家、浅田次郎さんが作られた言葉、「花笑鉄心」は常に私の心に留まっています。いつも花のような笑顔で、そして鉄のような強い心でいる。苦しくとも、楽しくとも、笑顔を忘れずに、心の中は固い意思がある、そんな人でありたい、と願うものです。

 

最後に。「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」という唐の時代の詩人、劉希夷が綴った詩があります。花はいつも同じように咲くけれど、人は歳月と共に同じでいられない、という意味でしょう。切ない言葉ではありますが、この一瞬を奇跡の花として、人生を大切に生きていこう、という想いにさせられます。

 

こういった花々の意味を持つ育成協会の新事務所。

皆さまがいつでもお越しいただける場所になり、皆さまの人生に美しい花が開くお手伝いができるならば、この上ない慶びです。

育成協会代表 小林美佳

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