東京都立川市の社会労務士法人の育成協会です。
突然ですが、質問です。
経営者の皆様はどのようにして社労士を選ばれましたか?
社労士を選ぶ理由としては、
「とりあえず知り合いに紹介してもらった」という理由が多いようです。いくつかの社労士を検討して依頼するという方は少ないのかもしれません。こうしたパターンの背景には「社労士は誰も同じ」という考えがあるのではないでしょうか?
しかし、書類の大量処理を得意としていたり、労基署対策に強かったり、社労士にもそれぞれの強みがあります。
育成協会の場合には、労務サポートを行い、そこから見える課題を改善提案することを得意とする社労士もいますが、実はICT導入にも強みがあります。
勤怠管理の社労士への依頼コスト削減を私たちは提案できます
労働の現場では、ICT化が急速に進んでいます。導入の目的の大きなものとして「勤怠管理」があげられます。
ICT化を行っていない事業所では、タイムカードをつかった勤怠管理が、よく見受けられます。この方法は、ローコストで行えるのですが、タイムカードの集計に膨大な手間が発生するのが難点です。導入コストが低くても、運用コストが高くては意味がありません。
そこでICTによる勤怠管理を行えば、ICカードを介して自動で集計されていきます。しかも、タイムカードよりも正確です。
実は、「勤怠管理」の集計業務は、かつては社労士のメイン業務でした。そのため、労務システムにより業務領域を奪われるかもしれないと危惧した社労士もいたようです。ですが、育成協会は勤怠管理のICT化に、むしろ積極的です。私たち育成協会は、労務システムの運用サポートも積極的に行なっています。
「システム運用のサポート」といっても、ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。たとえば、最近は勤怠管理でも驚くほど安価なクラウドシステムが世の中に提供され始めていますが、それをどのように使いこなすかはまだまだハードルが高く、特にエンドユーザーの担当者にとっては悩みの種です。システムを導入すれば即目的通りの成果を発揮できるものではないのです。人間とICTのコラボレーションを、事業所それぞれの事情に合わせて設計することが私たちの腕の見せどころだと考えています。
労務システムの見直しをサポートできる社労士
システムの見直しも適宜行う必要があります。たとえば、フローを実践してみたところ、細かな不具合があるとすれば、根本的な原因を考えて軌道修正していきます。あるいは、イレギュラーだと思っていた対応が想定外に頻繁に発生するなら、それもシステムに取り込んで行きます。もちろん、機能の追加も重要なサポート業務です。実際に運用してみないと、必要な機能というのは中々わからないものです。
私たちは、システムの知見も日々研鑽することで、お客様の業務効率化あるいは生産性向上のお手伝いをいたしております。最近ではICTの導入がかなり進んできました。既存のシステムに不満がある方もいらっしゃると思います。
実は、システムの問題は、機械的な問題というより、人的な問題であることも多々あります。育成協会にご相談いただければ、お客様の事情を十分に加味して、細かな不満を解消した労務のICT化のお手伝いをさせていただきます。
システム会社ではなく社労士にシステム導入検討を依頼すべき理由
国を挙げて、労働現場の生産性向上に取り込んでいる昨今、労務のICT化はますます求められていると実感しています。そのため、育成協会ではICT化に長けた人材が活躍しています。なかには、社労士業務に加えて、中小企業診断士としてICT化をご提案できる人材もいます。
今まさに求められている労務のICT化ですが、残念ながら、業界ではICTに強い社労士というのは少ないのが現状です。そのため、まずはシステム会社に問い合わせをして、労務システムを作るという流れがあるようです。ただ、労務の現場の理解が不足しているシステム会社に依頼をしてしまうと、運用において従業員が苦しむことになってしまいます。今や労務システムを作るというよりは汎用的なシステムを使いこなすことで本来したいことができるICTの時代になってきているのです。どう使いこなすかの検討は労務の実務を熟知した社労士の方がより向いていると考えます。
育成協会は、お客様の事情に寄り添いながら、長年の労務の経験をもとにICT化をご提案しています。人材不足の今だからこそ、労務に強みをもった足腰の強い経営を始めていきませんか?